Category革全般

皮革製品は色付けの際、大きく二つに分かれると思います。
一つは、お持ちの財布の様に染料にて色付けされた革です。
これは外的要素（汚れやシミ）からは弱いのですが、本来の革の風合いを引き出しています。
比較的高額な商品に使用されます。
もう一つは顔料にて色付けされた革です。
革の表面に顔料の膜とコーティングの膜が施される為、汚れやシミが付きにくいのですが、革の風合いは無く、平面的です。主に安価な革に多く使用されます。
したがいまして、高価な革製品ほど汚れやシミが生じやすい傾向にあります。
私どもの色補正は顔料で対応しますので、今よりは汚れにくくなります。
色落ちの可能性ですが、色落ちは、色補正をした部分に物がぶつかるといった事が生じた場合は色落ちする事もあります。
又、防水スプレーは雨ジミなど、水濡れを防ぐ際使用されて下さい。
革の表面に膜は作りますので、多少は汚れも防ぐとは思いますが明確な対応にはならないかもしれません。
簡単ではございますが、ご参考になれば幸いです。