Q&A
毛皮について
裏地のシミを取りたい
▼裏地のシミや黄ばみは、性質上、水洗いやシミ抜き等が出来ません為、裏地のお取替えをお勧め致しております。
ニオイが気になる
▼汚れをそのまま放置したり、高温、多湿下の保管は、カビの原因となります。
▼保管の期間が長い場合、素材のニオイが強くなることがあります。
色が変わってきた
▼日光や蛍光灯により変色、空気中の酸素による酸化により色変化いたします。
▼クリーニング前には気がつかなかった日焼けが、汚れやホコリが除去されクリーニング後に変色が目立ってくることがあります。
硬くなってきた
▼製品化された毛皮は年月を経ると、皮に含まれる油分が少しずつ抜けていきます。なめし剤が酸化して皮に影響を与え、硬化・破れの原因になることがあります。
▼湿気を多く含むと、後日、湿気が抜けた際、硬くなることがありますので湿度管理も大切です。
毛が抜けやすくなった
▼毛が抜けやすくなった原因は、地肌(毛根)部分が硬化していることがあり、クリーニング作業にて毛が多少抜けることがございます。
▼毛抜けは、虫食いも原因の一つです。
▼毛皮も他の衣類と同様に着用頻度に関わらず、経年により毛抜けは生じてきます。また、毛根がゆるんでくるため、毛が抜けやすくなります。
▼着用中また保管中に、摩擦が重なり毛が擦り切れ、その部分だけが薄くなることがあります。また、ミンクなどの刺毛が折れたり切れたりして無くなっていきます。